- DL manuals
- Yamaha
- Electronic Keyboard
- Clavinova CLP-152
- (Japanese) Owner's Manual
Yamaha Clavinova CLP-152 (Japanese) Owner's Manual - page 23
21
C2: 左側音色最大音量/右側音色最小音量
C3: 同一音量
C4: 左側音色最小音量/右側音色最大音量
⋮
⋮
それでは、ピアノ(またはピアノ1)とクラビノーバトーンのデュアル状態にして、次の楽譜を演奏
してみましょう。
星に願いを
作曲:Leigh Harline
WHEN YOU WISH UPON A STAR Word by Ned Washington Music by Leigh Harline
C
1940 by BOURNE CO.(Renewed 1961) International Copyright Secured. All
Rights Reserved. The Rights for Japan Administered by HIGH NOTE PUBLISHING CO., LTD. 日本音楽著作権協会(出)許諾第9460023-401号
補足
ハープシ
エレクトリック クラビノーバ
オルガン
コード
ピアノ
トーン
ピアノ
E2
C3
C3
C3
クラビノーバ
F2
C3
C3
トーン
エレクトリック
E2
C3
ピアノ
ハープシ
G2
コード
ハープシ
エレクトリック クラビノーバ
オルガン
ピアノ2
コード
ピアノ
トーン
ピアノ1
F2
C3
C3
C3
C3
ピアノ2
F2
C3
C3
C3
クラビノーバ
F2
C3
C3
トーン
エレクトリック
F2
C3
ピアノ
ハープシ
G2
コード
C2: 左側音色最大音量/右側音色最小音量
C3: 同一音量
C4: 左側音色最小音量/右側音色最大音量
⋮
⋮
この楽譜はPDF上では表示されません。
Summary of Clavinova CLP-152
Page 1
;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; 取扱説明書 このたびは、ヤマハ・クラビノーバを お買い求めいただきまして、 まことにありがとうこざいました。 クラビノーバの機能を十分に生かして 演奏をお楽しみいただくために、 この「取扱説明書」をご活用ください。 お読みになったあとは、いつでも ご覧になれるところに大切に保管して くださいますよう、お願い申し上げます。.
Page 2
「はじめに」では、クラビノーバの特長や、お使いになる上でのご注 意、読みたいページの見つけかた、各部の名称とはたらきなどにつ いて説明します。 クラビノーバを最初にお使いになる前に、必ずお読みください。 「基本編」では、基本的な音色選択をはじめ、ペダル効果や、演奏を 盛り上げるさまざまな効果について説明します。 「活用編」では、自分の演奏を録音できるレコーダーなどの発展的な 機能や、他の機器との接続方法、そしてmidi機能について説明しま す。 「資料」では、クラビノーバの組み立てかたなど、お使いになる上で 役に立つ資料をまとめてあります。.
Page 3
正しくお使いいただくために ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 付属品 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 特長 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 目的のページの見つけかた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 表記上のきまり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 ご使用前の準備 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4 各部の名称とはたらき clp-152/153 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6 clp-154 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8 さあ!弾いてみましょう ‥‥‥‥‥‥‥‥‥...
Page 4
2 音のエチケット ●椅子・bc-8 ●取扱説明書(本書) ●保証書 ●ご愛用者カード 次のような場所でご使用になりますと、故障などの原 因となりますのでご注意ください。 ・ 窓際などの直射日光の当たる場所や、暖房器具のそ ばなど極端に熱い場所 ・ 温度の特に低い場所 ・ 湿気やホコリの多い場所 ・ 振動の多い場所 次のようなご使用は、故障や外装を傷める原因となり ますので、ご注意ください。 ・ 物をぶつけたり上に乗るなど、乱暴に扱う。 ・ 汚れた手や濡れた手で触る。 ・ ボタンやスイッチ類に無理な力を加える。 次のような物をクラビノーバの上に置きますと、水が こぼれて故障の原因になったり、外...
Page 5
3 ◆ awm音源により、リアルで高品位な表現が可能です。 ◆ 最大28音(clp-152/153)、最大32音(clp-154)の同時発音により幅広い演奏表現が可能です。 ◆ ピアノのアクション機構解析から生まれた自然なタッチ感覚のae鍵盤を採用しました。 ◆ デュアル機能により、2つの音色を重ねて演奏することができます。 ◆ ユニークなクラビノーバトーン音色により、新鮮な音楽表現が可能です。 ◆ 内蔵リバーブにより、音の響きを豊かにすることができます(clp-154のみ)。 ◆ ダンパーペダルを踏んだときのアコースティックピアノの弦と響板の響きをシミュレートした 共鳴効果をも再現します(c...
Page 6
4 設置場所が決まりましたら、ペダルの下のアジャスター を回して、ペダル部を床面に固定させてください。 アジャスターが固定されていないと、ペダルを踏んだと きにぐらつきが生じます。 家庭用(ac100v)コンセントに、電源プラグを差し込みま す。 電源(power)スイッチを押して電源を入れます。 → 電源ランプが点灯します。 ボリューム(master volume)を中程まで上げておきま す。あとは、クラビノーバを実際にお使いいただきなが ら、調節します。 min max master volume power 電源ランプ ・clp-154のペダルは3本あります。 (必ず行ってください).
Page 7
5 ① キーカバー兼譜面立てを、止まるまでゆっくり起こし ます。 ② 譜面止めレールを、止まるまで下に開きます。 ① 譜面止めレールを、止まるまで上に閉じます。 ② キーカバー兼譜面立てを、止まるまでゆっくり戻しま す。 ・ キーカバー兼譜面立ては、中間位置で使用または放置しないでください。 ・ キーカバー兼譜面立てを倒すときは、途中で手を離さな いでください。 ① 少しだけ持ち上げます。 ・ 持ち上げすぎないように、ご注意ください。 ② ガイドレールの上をすべらせて開けます。 ① ガイドレールに沿って下へすべらせます。 ② 手を添えて降ろします。 ① 譜面立てを、止まるまで手前に起こします。...
Page 8
6 power ① ⑩ e. Piano 32 280 120 tempo min max master volume metronome piano clavinova tone organ harpsi- chord play rec recorder demo midi / transpose power e0 c1 c2 c3 c4 b3 f0 ⑫ デュアルで左側の音色を 1オクターブ上げる鍵盤 →20ページ ⑬ a-1b-1 c0 c1 c2 c3 c4 b3 ① ⑩ ⑪ f 0 f 2 f 3 f 2 f 3 a -1 ⑭ ⑫ デュアルで左側の音色を 1オクターブ上げる鍵盤 →20...
Page 9
7 clp-152 c6 c5 g6 デュアルで右側の音色を 1オクターブ上げる鍵盤 →20ページ c7 c6 c5 →15ページ ソフトペダル (ソステヌートペダル) ダンパーペダル デュアルで右側の音色を 1オクターブ上げる鍵盤 →20ページ 矢印(→)のページに詳しく説明してあります。 電源をオン/オフするスイッチです。このスイッチを押すと電 源が入り、もう一度押すと切れます。 音量を調節するためのスライダーです。 テンポを調節するためのスライダーです。 このボタンを押してランプを点灯させると、メトロノーム音 が加わります。 演奏に使う音色を選ぶことができます。 同時に2つのボタンを押す...
Page 10
8 矢印(→)のページに詳しく説明してあります。 harpsi- chord min max master volume organ midi / transpose e. Piano clavinova tone piano 2 piano 1 reverb room hall 1 hall 2 cosmic power a-1b-1c0 c1 c2 c3 ① ⑫ ⑬ ⑭ デュアルで左側の音色を 1オクターブ上げる鍵盤 →20ページ ⑮ ⑯ f 2 a -1 ② ③ ④ ⑤ harpsi- chord min max master volume organ midi / transpose ...
Page 11
9 録音するときに押すボタンです。 デモ演奏を聴くときに押すボタンです。 ヘッドフォンを接続する端子です。ヘッドフォンを接続する と、クラビノーバのスピーカーからは音がでなくなりますか ら、夜間でも周りに迷惑をかけることがありません。 2つのヘッドフォンを接続することができますので、お子様の レッスンをもう一人の方が確認したり、アンサンブルも可能 です。耳をあまり刺激しないように、適度な音量でご使用く ださい。 電源を入れると点灯し、切ると消灯します。 ピッチ(音程)の設定で使用する鍵盤です。 トランスポーズ(移調)の設定で使用する鍵盤です。 デュアル機能での音量バランスや、リバーブ効果の深さ...
Page 12
10 min max master volume 大きくなる e. Piano piano clavinova tone organ harpsi- chord harpsi- chord organ e. Piano clavinova tone piano 2 piano 1 演奏したい音色のボタンを押します。 → ランプが点灯します。 ・ 下記の音色一覧表を参考にしてください。 ボリューム(master volume)で音量を調節します。 いろいろな音色に切り換えて、弾いてみましょう。 ・ 次ページ以降に、音色のイメージにあった楽譜を用意 しています。これらの楽譜を指定された音色で 弾い...
Page 13
11 補足 ◆clp-152/153:ピアノ (piano) ◆clp-154:ピアノ1、2 (piano 1), (piano 2) トルコ行進曲 作曲:l.V. Beethoven ◆クラビノーバトーン (clavinova tone) 恋におちて 作曲:小林明子 日本音楽著作権協会(出)許諾第9460023-401号 この楽譜はpdf上では表示されません。 この楽譜はpdf上では表示されません。.
Page 14
12 ◆エレクトリックピアノ (e.Piano) ムーン・リバー 作曲:henry mancini moon river from the paramount firm "breakfast at tiffany's" word by johnny mercer music by henry mancini c 1961 by famous music corp. All rights reserved. Used by permission. Authorized to nichion, inc. For sale only in japan. 日本音楽著作権協会(出)許諾第9460023-...
Page 15
13 クラビノーバには、デモ演奏が各音色について1曲ずつ内蔵されており、いつでも自由に聴くこ とができます。 clp-152/153: 5曲 clp-154: 6曲 デモ(demo)ボタンを押します。 → 音色ボタンのランプが順に点滅し、デモ演奏の選曲 待ち状態になります。 デモ演奏を聴きたい音色ボタンを押します。 ¢ 押したボタンのランプが点滅し、その音色に応じたデモ演奏がスタートします。その後、ス トップさせるまで音色ボタンの順番に連続演奏されます。 ・ デモ演奏中、別の音色ボタンを押すと、そのデモ曲に切り換わります。 ・ デモ演奏中の音色ボタンをもう一度押すと、デモ演奏はストップして再び...
Page 16
14 音 色 曲名 作曲者 ピアノ (piano) ピアノソナタk.V.331第3楽章「トルコ行進曲」 モーツァルト クラビノーバトーン 「なき王女のためのパヴァーヌ」 ラベル (clavinova tone) エレクトリックピアノ オリジナル ― (e.Piano) ハープシコード 「調子のよい鍛冶屋」 ヘンデル (harpsichord) オルガン (organ) 「結婚行進曲」 メンデルスゾーン 音 色 曲名 作曲者 ピアノ1 (piano 1) 練習曲変ト長調op.10-5「黒鍵」 ショパン ピアノ2 (piano 2) 「ル・ローヌ」 服部克久 クラビノーバトーン 「なき王女のための...
Page 17
15 ソステヌートペダル ソフトペダル ダンパーペダル ダンパーペダル ソフトペダル (ソステヌートペダル) アコースティックピアノを演奏する際に最もよく使うペダルです。 ペダルを踏むと、すべての音に余韻がかかります。 ・ clp-154の場合は、ピアノ1、2の音色でリバーブの設定がオフのとき、アコースティックピア ノの弦と響板の響きをシミュレートした共鳴効果がかかります。 音色をピアノまたはピアノ1にして、次の楽譜の d の印でダンパーペダルを踏み、効果を確認し てください。 オーラ・リー アメリカ民謡 clp-152/153のスタンド部分には2つのペダルが ついています。左側のソフトペダル...
Page 18
16 midi/トランスポーズボタンを押しながら、ソフトペダル を踏むと、ソステヌートペダルになります。もう一度同 じ操作をすると、ソフトペダルに戻ります。 音量がわずかに下がると同時に、音の響きが柔らかくなります。 音色をピアノまたはピアノ1にして、 s のマークからソフトペダルを踏み、効果を確認してくだ さい。 音の響きを柔らかくしたいところで使うと効果的です。 ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけに余韻が付きます(ソステヌート効果)。ペダル を踏んだ後に弾いた音には、余韻は付きません。 低音部の音だけを響かせながら、右手でメロディを弾くときなどに使用します。 音色をピアノまたはピ...
Page 19
17 リバーブは、音に残響を付け加えて、音の響きを豊かにする効果です。 リバーブ(reverb)ボタンを何度か押して、希望するリ バーブのランプを点灯させてください。 ボタンを押すごとに、次のように切り換わります。 リバーブはかかりません。 響きやすい部屋の中で弾いたときのような音になります。 小さなコンサートホールで弾いたときのような音になります。 大きなコンサートホールで弾いたときのような音になります。 こだまのような響きが加わった音になります。 ・ リバーブのタイプは全音色に共通の設定です。 リバーブボタンを押しながら、c2∼c4の鍵盤を押すことで、各音色についてリバーブのタイプご とに...
Page 20
18 電源をオフにした後も設定を記憶させておきたい場合 は、リバーブボタンを押しながら、c7 (右端)の鍵盤を押 します。 ・ 1回の操作で、今選んでいるリバーブのタイプと、各 音色についてリバーブのタイプごとに設定した深さの すべて(下表を参照)が記憶されます。 それでは、リバーブを切り換えながら次の楽譜を演奏して、効果を実際に確かめてみましょう。 ロンドン橋 イギリス民謡 補足 タイプ ルーム ホール1 ホール2 コズミック 音 色 ピアノ1 c3 c3 c3 c3 ピアノ2 c3 c3 c3 c3 クラビノーバトーン c3 c3 c3 c3 エレクトリックピアノ c3 c3 c3 c3 ...
Page 21
19 harpsi- chord organ 2つの音色を選んで、重ねて演奏することができます。 組み合わせたい2つの音色ボタンを同時に押します。 → ランプが点灯します。 組み合わせた2つの音色ボタンを押しながら、c2∼c4の鍵盤を押すことで、2つの音色の音量バ ランスを設定できます。 harpsi- chord organ c6 c7 c5 c4 c3 c1 c0 c2 ; 小 小 大 ; 大 同 一 音 量 左側のボタンの音色 右側のボタンの音色 c6 g6 c5 c4 c3 c1 e0 c2 a-1.
Page 22
20 組み合わせた2つの音色ボタンを押しながら、 右側に配置されているボタン の音色が、1オクターブ上が ります。 左側に配置されているボタン の音色が、1オクターブ上が ります。 ・ いずれの場合も、もう一度同じ操作をすると、元の音 程に戻ります。 ・ 設定した音量バランスとオクターブの切り換えは、電 源をオフにするまで記憶されます。 電源をオフにした後も設定を記憶させておきたい場合 は、組み合わせた2つの音色ボタンを押しながら、c7 (右端)の鍵盤を押します。 ・ 1回の操作で、各音色の組み合わせごとに設定した内 容すべて(音量バランスとオクターブの設定)が記憶さ れます。 harpsi-...
Page 23
21 c2: 左側音色最大音量/右側音色最小音量 c3: 同一音量 c4: 左側音色最小音量/右側音色最大音量 ⋮ ⋮ それでは、ピアノ(またはピアノ1)とクラビノーバトーンのデュアル状態にして、次の楽譜を演奏 してみましょう。 星に願いを 作曲:leigh harline when you wish upon a star word by ned washington music by leigh harline c 1940 by bourne co.(renewed 1961) international copyright secured. All rights reserved. T...
Page 24
22 e. Piano piano clavinova tone organ harpsi- chord metronome アクセント なし 2拍子 3拍子 4拍子 6拍子 正確なテンポで演奏したいときは、クラビノーバのメトロノームをお使いください。 メトロノーム(metronome)ボタンを押します。 → メトロノームボタンのランプが点灯し、メトロノー ムがスタートします。 ・ 録音した曲の再生中に押すと、再生のタイミングに合 わせて、メトロノームが鳴ります。 メトロノームボタンを押しながら、テンポ(tempo)スライダーを動かすことで、メトロノームの 音量を調節できます。 メトロノームボ...
Page 25
23 テンポスライダーを動かすことで、メトロノームの速さ (1分間の拍数)を =32∼280の範囲で調節できます。 メトロノームボタンを押します。 → メトロノームボタンのランプが消灯して、メトロ ノームが止まります。 補足 32 280 120 tempo =120 =32 =280 metronome 280 110 62 38 86 32 c6 c7 c5 c4 c3 c1 c0 c2 c6 g6 c5 c4 c3 c1 e0 c2 a-1 272 264 248 232 216 208 196 188 180 168 160 154 150 146 140 136 130 126 12...
Page 26
24 clp-152/153にはレコーダーがあり、自分の演奏を1曲録音することができます。 録音したい音色のボタンを押します。 ・ 録音中に音色を切り換えると、その操作も記録され、再生時に同じタイミングで音色が切り換 わります。 レコード(rec)ボタンを押します。 → レコードボタンのランプが赤色に点灯し、録音待機 状態になります。 ・ 録音を中止するときは、もう一度レコードボタンを押 します。 メトロノームボタンを押します。 ・ メトロノームのテンポや音量を調節したり、拍子を設定することができます(22ページ参照)。 ・ メトロノームの音は録音されません。 演奏を始めます。 → 鍵盤を押し...
Page 27
25 録音後の データ 初期値 録音中 操作 初期値変更 押鍵情報 × ○ × 押鍵 音色 ○ ○ ○ 音色ボタン デュアル音色 ○ ○ ○ 音色ボタン+音色ボタン デュアルバランス ○ ○ ○ 音色ボタン+音色ボタン+鍵盤c2∼c4 ダンパーペダル ○ ○ ○ ダンパーペダル ソフトペダル ○ ○ ○ ソフトペダル ソステヌートペダル × ○ × ソステヌートペダル(ソフトペダルから切り換え時) テンポ ○ × ○ テンポスライダー 録音が終わったあとで、録音した曲の初期値を変更することができます。変更できる内容は、上 表をご覧ください。 ① レコードボタンを押します。 → レコードボタンの...
Page 28
26 録音した曲を再生させてみましょう。 プレイ(play)ボタンを押します。 → 再生が始まります。 ・ 再生音に合わせて、演奏することができます。 ボリュームで音量を調節します。 もう一度プレイボタンを押します。 ・ 曲の最後まで再生させたときは、プレイボタンを押さ なくても再生が終わります。 再生中にテンポスライダーを動かすことで、テンポを変 更することができます。 ・ メトロノームボタンを押しながら鍵盤を押すことで、 テンポを正確に変更することもできます(23ページ参 照)。 再生中にmidi/トランスポーズボタンを押しながらレコー ドボタンを押すことで、早送りができます。 → 早送り...
Page 29
27 clp-154のレコーダーには2つのトラック(1と2)があり、それぞれのトラックに1パートずつ録音 して、1曲を仕上げることができます。たとえば、まずトラック1にピアノのパートを録音し、次 にそれを聴きながら、トラック2にハープシコードのパートを録音するというような要領です。 ・ それぞれのトラックに何のパートを入れるかは、自由に決めることができます。 はじめに、トラック1に録音してみましょう。 録音したい音色のボタンを押します。 ・ 録音中に音色を切り換えると、その操作も記録され、再生時に同じタイミングで音色が切り換 わります。 レコード(rec)ボタンを押します。 → レコードボタン...
Page 30
28 もう一度プレイボタンを押します。 ・ 曲の最後まで再生させたときは、プレイボタンを押さなくても再生が終わります。 補足 今録音したトラック1を再生させながら、トラック2に録音してみましょう。 トラック2に録音したい音色のボタンを押します。 レコードボタンを押したあと、トラック2ボタンを押し ます。 → レコードボタンとトラック2ボタンのランプが赤色に 点灯し、トラック2への録音待機状態になります。 トラック1は緑色に点灯して再生待機状態です。 演奏を始めます。 → 鍵盤を押した時点からトラック2への録音が始まります。トラック1の再生音を聴きながら、 録音することができます。 ・ 曲の途中...
Page 31
29 補足 録音後の データ 初期値 録音中 操作 初期値変更 押鍵情報 × ○ × 押鍵 音色 ○ ○ ○ 音色ボタン デュアル音色 ○ ○ ○ 音色ボタン+音色ボタン ダンパーペダル ○ ○ ○ ダンパーペダル ソフトペダル ○ ○ ○ ソフトペダル ソステヌートペダル × ○ × ソステヌートペダル デュアルバランス ○ ○ ○ 音色ボタン+音色ボタン+鍵盤c2∼c4 録音後の データ 初期値 録音中 操作 初期値変更 リバーブの種類 ○ ○ ○ リバーブボタン リバーブの深さ ○ ○ ○ リバーブボタン+鍵盤c2∼c4 テンポ ○ × ○ テンポスライダー 録音が終わったあとで、トラッ...
Page 32
30 録音した曲を再生させてみましょう。 プレイ(play)ボタンを押します。 → 再生が始まります。 ・ 再生音に合わせて、演奏することができます。 ボリュームで音量を調節します。 もう一度プレイボタンを押します。 ・ 曲の最後まで再生させたときは、プレイボタンを押さ なくても再生が終わります。 再生中にテンポスライダーを動かすことで、テンポを変 更することができます。 ・ メトロノームボタンを押しながら鍵盤を押すことで、 テンポを正確に変更することもできます(23ページ参 照)。 再生中にmidi/トランスポーズボタンを押しながらレコー ドボタンを押すことで、早送りができます。 → 早送り...
Page 33
31 弾く強さによる音の強弱の変化の度合い(感度)を、4種類の中から選ぶことができます。 (鍵盤自体の重さは変わりません。) midi/トランスポーズボタンを押しながら、リバーブボタ ンを押すことで、タッチ感度を4種類の中から選ぶこと ができます。希望する感度に対応するランプを点灯させ てください。 ボタンを押すごとに次のように切り換わります。 → 操作中は、リバーブボタンのランプが設定を表示し ます。 ピアニッシモからフォルティッシモまでダイナミックな演奏がで きるタッチです。 標準的なタッチです。 比較的音のつぶがそろいやすいタッチです。 タッチによる強弱は付きません。 ・ タッチ感度は、...
Page 34
32 押さえる鍵盤を変えずに、歌う人の声や他の楽器の高さに、キー(調)を合わせることができま す。(つまり、弾く鍵盤の位置と発音される音の高さをずらすことができます。) ・ -6∼+6半音の範囲でずらすことができます。「ド」の音なら低い方に最大で「ファ 」(半オクター ブ下)まで、高い方も最大で「ファ 」(半オクターブ上)までずらすことができます。 たとえば、+5半音ずらす(完全4度上げる)と、下の楽譜aを弾くと、楽譜bのように鳴ります。 → midi/トランスポーズボタンを押しながら、f 2∼f 3の鍵盤を押すことで、移調量を設定できま す。 -6半音に設定されます。 ↑ 標準状態(0)です...
Page 35
33 合奏のときなどに、音程(ピッチ)を正確に合わせるための機能です。他の楽器と微妙に音程が異 なる場合は、この機能を使って音の高さを合わせます。 ・ 約-50セント∼約+50セントの範囲で、clp-152/153は約1.6セントきざみの設定、clp-154は約 1.2セントきざみの設定ができます(100セント=半音)。 ① clp-152の場合は、e0とf0の鍵盤(左端の白鍵2つ)を同時に押しながら、 clp-153/154の場合は、a-1とb -1の鍵盤(左端の白鍵2つ)を同時に押しながら、 ② c3∼b3のいずれかの鍵盤を押します。1回押すごとに1きざみずつ音程が上がります。音を聴 きな...
Page 36
34 ① clp-152の場合は、e0とf0とf 0の鍵盤(左端の白鍵2つと黒鍵1つ)を同時に押しながら、 clp-153/154の場合は、a-1とa -1とb-1の鍵盤(左端の白鍵2つと黒鍵1つ)を同時に押しなが ら、 ② c3∼b3のいずれかの鍵盤を押します。 設定した音程は、電源をオフにするまで記憶されます。clp-154の場合は、電源をオフにした後 も設定を記憶させておくことができます。 ① 操作1∼3の各①の鍵盤(a-1とb-1、またはa-1とa -1、またはa-1とa -1とb-1)を同時に押しなが ら、 ② c7 (右端)の鍵盤を押します。 補足 c1 c2 c3 c4 c5 c...
Page 37
35 リアパネルの付属端子を使って、各機器と接続できます。なお、midi端子については次ページを ご覧ください。 オーディオ接続コードを使って図のように接 続すると、ステレオなどからより大きな音を 出したり、演奏を録音できます。 ステレオに接続したときは、クラビノーバの ボリューム(master volume)を半分くら いにして、ステレオのボリュームで音量調節 してください。 オーディオ接続コードを使って図のように接 続すると、dou-10など他の楽器や機器の音 をクラビノーバのスピーカーから出すことが できます。 補足 クラビノーバに記憶させたすべての設定を消して、工場出荷状態に戻すことが...
Page 38
36 図のようにクラビノーバのmidi outと、他のmidiキーボー ドまたは音源モジュールのmidi inをつないで、クラビノーバ を演奏すると、まったく違う音色によるユニゾンで鳴らすこ とができます。 当然ですが、逆に他のmidiキーボードのmidi outとクラビ ノーバのmidi inをつなぐことによって、他のmidiキーボー ドからクラビノーバをコントロールすることもできます。 midi out midi in midiキーボードまたは音源モジュール クラビノーバ clp-154 注意: 他のmidi機器と接続して鳴らす場合は、次ページの 方法でmidiチャンネルを合わせる必要があ...
Page 39
37 midiを利用するときには、目的に応じて設定しておかなけれ ばならない項目がいくつかあります。 midiデータは一部を除いて、1∼16のチャンネルを持ってい ます。 midiデータを扱う場合、送信側と受信側でこのmidiチャンネ ルを合わせておく必要があります。 送信側からmidiデータが送られてくると、受信側で設定され ているチャンネルと一致するものだけを受け付け、異なる チャンネルのデータは無視するようになっています。 また、特別にオムニ・オン (omni on)という状態がありま す。これはmidiチャンネルに関係なく、受信したmidiデータ をすべて受け付ける状態です。 midi...
Page 40
38 midiを使って送信側の機器から受信側の機器の音色ナンバー を切り換えることができます。これをプログラムチェンジと いいます。 いろいろなmidiシステムを組んでいくと、このプログラム チェンジのデータの送受信ができたほうが便利な場合と、で きないほうが便利な場合とがあります。 プログラムチェンジをオフにすると、プログラムチェンジの 情報を送受信しなくなります。 midi/トランスポーズボタンを押しながら、クラビノーバトー ン(clavinova tone)ボタンを押すごとに、オン/オフが切 り換わります。 → 操作中は、プログラムチェンジ=オフでクラビノーバ トーンボタンのランプが点灯...
Page 41
39 ① midi/トランスポーズボタンを押しながら、ハープシコー ド(harpsichord)ボタンを押すごとに、midiスプリッ ト&レフトローカル・オフと通常の状態が切り換わりま す。 → 操作中は、midiスプリット&レフトローカル・オフでハー プシコードボタンのランプが点滅、通常の状態で消灯し ます。 ② midi/トランスポーズボタンを押したまま、境にしたい鍵 盤を押します。 → 操作中は、midiスプリット&レフトローカル・オフでハー プシコードボタンのランプが点灯、通常の状態で消灯し ます。 ・ midiスプリット&レフトローカル・オフのときは、低音部 はチャンネル2で送信、高...
Page 42
40 [9nh]→[kk]→[vv] 9nh = ノートオン/オフ情報(n=チャンネルno.) kk = ノートno. Clp-152 (送信:22∼109=a -1∼c 7) (受信:21∼108=a-1∼c7) clp-153/154 (送信:15∼114=d -1∼f 7) (受信:21∼108=a-1∼c7) vv = ベロシティ(ノート・オン=01h∼7fh、ノート・オフ=0) [8nh]→[kk]→[vv] 8nh = ノート・オフ情報(n=チャンネルno.) kk = ノートno. Clp-152 (送信:22∼109=a -1∼c 7) (受信:21∼108=a-1∼c7) c...
Page 43
41 f0h、43h、0nh、7ch、00h、1bh (n=チャンネルno.) 53h、4bh、20h、20h (sk) 43h、4ch、50h、27h、39h、34h (clp '94) 3xh、3yh (x,y=バージョンno.) [パネルデータ] [チェックサム(1バイト)]=0−(53h+4bh+20h+……+データエンド) f7h ①音色番号 ②デュアル音色 ③デュアルオン/オフ ④デュアルバランス ⑤0 ⑥0 ⑦0 ⑧リバーブ(clp-152/153は0) ⑨リバーブの深さ(clp-152/153は0) ⑩タッチセンシティビティ(clp-152/153は0) ⑪ソフト/ソステヌート...
Page 44
42 yamaha [ clavinova ] date : 06/23, 1994 model clp-152/153/154 midi implementation chart version : 1.0 transmitted recognized remarks function basic default 1 1 channel changed 1-16 1-16 default 3 1 mode messages × omni on, omni off * * * * * * * * * * * * * * × note 22-109/22-109/15-114 0-127 num...
Page 45
43 ・ 部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 ・ 組み立ては、必ず2人以上で行ってください。 ・ ネジは指定のサイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損 や故障の原因となる場合があります。 ・ ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないよう増し締めを行って確実に固定してください。 ・ 解体するときは、組み立てと逆の手順で行ってください。 ネジセット vs31600 長いネジ(金色)×6 ① (5×40mm) 短いネジ(頭小)×4 ② (6×16mm) 短いネジ(頭大)×4 ③ (6×18mm) 細いネジ(黒色)...
Page 46
44 ※指をはさまないように十分注意してください。 ペダル コード 本体の端から10cm以上内側 を持ち、フックを引っかけ ながらのせる。 (1) 前面から見て、本体の張り出し 部分が左右均等になるように調 整する。 (2) 前面より、短いネジ(頭 小)②で固定する。 (1) コードクランプ でペダルコード を固定する。 (2) つまみが前面側に くる向きで、プラ グを差し込む。 アジャスターを回して、 床にぴったりつける。.
Page 47
45 ・ 部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順どおりに組み立ててください。 ・ 組み立ては、必ず2人以上で行ってください。 ・ ネジは指定のサイズ以外のものは使用しないでください。サイズの違うネジを使用すると、製品の破損 や故障の原因となる場合があります。 ・ ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないよう増し締めを行って確実に固定してください。 ・ 解体するときは、組み立てと逆の手順で行ってください。 ・ clp-153の形状で説明しています。clp-154と異なるところがありますが、組み立てかたは同じです。 ネジセット vs31610 長いネジ(金色)×6 ① (5×40m...
Page 48
46 ※指をはさまないように十分注意してください。 本体の端から10cm以上内側 を持ち、フックを引っかけ ながらのせる。 (1) 前面から見て、本体の張り出し 部分が左右均等になるように調 整する。 (2) 前面より、短いネジ(頭 小)②で固定する。 (1) ペダルコードを裏板 の切り欠きから前面 に通し、つまみが前 面側にくる向きで、 プラグを差し込む。 (1) ペダルコードを裏板 の切り欠きから前面 に通し、つまみが内 側にくる向きで、プ ラグを差し込む。 (2) コードクランプ ⑤を図の位置に 貼り付け、ペダ ルコードを固定 する。 (3) アジャスターを回 して、床にぴった りつける...
Page 49
47 76鍵 (e0∼g6)、イニシャルタッチ付き 88鍵 (a-1∼c7)、イニシャルタッチ付き awm音源 最大28音 ピアノ、クラビノーバトーン、エレクトリックピアノ、ハープシコード、 オルガン デュアル、トランスポーズ、ピッチコントロール、メトロノーム、テンポ、 デモ演奏 録音/再生、早送り 電源スイッチ、ボリューム、ダンパーペダル、ソフト/ソステヌートペダル ヘッドフォン端子(x2)、 aux出力端子(l/l+r、r):出力インピーダンス600Ω、 aux入力端子(l、r):入力インピーダンス10kΩ/入力感度-10dbm、 midi端子(in、out) 20w×2 16㎝×2 ac...
Page 50
48 ¥5,500 ¥69,000 ¥50,000 オーケストラ音源をバックに、ピアノプレイが楽し めます。 下記7シリーズが発売されています。 ・クラシック ・ジャズ ・ポピュラー ・スクリーン ・ファミリー ・メソッド ・弾き語り (各巻 ¥3,000∼¥5,000) ピアノソロ鑑賞用としてお楽しみいただけます。 (アーティストシリーズ各巻 ¥5,500より) (リスニングシリーズ他、各巻 ¥4,000より) クラビノーバ、ピアノプレーヤ共用のアンサンブル ソフトです。 (各巻税込価格 ¥1,854∼¥1,869) ※表示の価格には、消費税は含まれていません。.
Page 51
49 /〒064 札幌市中央区南10条西1丁目1-50 ヤマハセンター内 tel. 011 (512) 1550 /〒980 仙台市青葉区大町2-2-10 住友生命青葉通りビル tel. 022 (222) 6149 /〒108 東京都港区高輪2丁目17-11 tel. 03(5488)5442 /〒108 東京都港区高輪2丁目17-11 tel. 03(5488)1680 /〒460 名古屋市中区錦1-18-28 tel. 052 (201) 5140 /〒542 大阪市中央区南船場3-12-9 心斎橋プラザビル東館 tel. 06(252) 7541 /〒730 広島市中区紙屋町1-1-1...
Page 52
50 m.D.G., emi division c yamaha corporation 1994 vs09540 512apap3.3-05c0