Fender Bassman 100T Owner's Manual - ♫
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11ページに記載のBassman 100Tアンプ回路図をご参照
ください。
問題: Bassman® 100T から音が出ません。楽器は接続されていて
アンプの電源もオンになっており、パワー・インディケーター{L}も点灯
しています。
解決法:
•
ボリューム・ノブ {B および G}が上がっており、マスター・ボリュー
ム{K} が 1 より上になっていることをご確認ください。
•
マスター・ボリューム・ノブ{K}が押されていることをご確認くださ
い (ミュートが無効になります)。
•
スタンバイ・スイッチ {N}が上の位置になっていることをご確認ください。
•
スピーカー出力スイッチ {Q}の位置をご確認ください。
•
アウトボード機器がエフェクト・ループ{W}に接続されている場合
は(プリアンプ出力とパワーアンプ入力) 、その機器の電源が入っ
ており機能していることをご確認ください。パワーアンプ入力の
ジャックを外すと問題が解決する場合は、 Bassman 100Tで
はなくエフェクト・ループに使用しているアウトボード機器が原因
です。
•
オートマティック・バイアス パネル {T}で出力真空管の状態をチェ
ックしてください。もし出力真空管に問題がある場合は、'Fender
オートマティック・バイアス'の項で、真空管に問題が起きたときの
解決法をご参照ください。
•
メイン・スピーカー・ジャック {R}とスピーカー・キャビネットがス
ピーカー・ケーブルで正しく接続されていることをご確認くださ
い。
•
スピーカー・ケーブルおよび楽器ケーブルを取り替えてみてください。
•
楽器を替えてみてください。
上記の方法をすべて試しても音が出ない場合、プリアンプ真空管を調
べてみてください (下記をご参照ください)。
問題: インプット{A}に楽器を接続しても音が鳴りません。しかしパワー
アンプ入力 {W}に直接楽器を接続すると、アンプは動作しています。
解決法: プリアンプ真空管 V1 または V2 (ともに12AX7)のいずれ
かが故障しています。ヴィンテージ・チャンネルではアンプが動作する
がオーバードライブ・チャンネルでは動作しない場合は (ブレンド {F}
が "1"以外に設定されている場合)、プリアンプ真空管 V2 を新しいも
のと交換してください。上記と逆の場合は、V1を新しい真空管と交換
してください。
問題: 楽器を接続していない場合でも、特にボリューム、ゲインまたは
トーン・コントロールを高く設 定している場合、アンプからピッチの高
い、音量の大きなフィードバックが発生します -または- 特定の音程を
演奏するとアンプが不意に鐘のようなリングノイズを発します。-あるい
は- アンプ・シャーシを叩いているような機械的なノイズ (例:ピックあ
るいはドラムスティックで ) を拾い、スピーカーから増幅されて出ます。
解決法: プリアンプ真空管から マイクロフォニック雑音 が生じています。V1
またはV2、あるいはV1とV2の両方(ともに12AX7)を新しい真空管と交換し
てください。オーバードライブ・チャンネルで問題が起こる場合は、V2をまず
交換してください。
問題: プリアンプ出力{W}およびXLR (PREの位置) {AA}ジャックでは
信号はきちんと出力されており、オートマティック・バイアスのディスプ
レイにはすべての出力真空管の状態は良好(LEDが緑色に点灯)と表示
されているのに、パワーアンプは出力とパンチが足らず、通常と違う音
がしています/またはスピーカーから音が出なかったり、 サイレント・レ
コード モードでXLR (POSTの位置) ジャック {AA}から信号が出力
されません。
解決法: パワーアンプ・ドライバー真空管V3 (12AT7)が故障していま
す。V3を新しい真空管と交換してください。
問題: 1つまたはそれ以上のパワー真空管スクリーン・ヒューズ {BB}を、
同じ型式とレーティング(T100mA L)のものと交換しても飛んでしま
います。 オートマティック・バイアス ディスプレイ {T} では対応す
る真空管ペアが故障していると表示されています(LEDが赤く点灯)。
解 決 法 :
真 空 管 の 一方 または両 方 が 故 障しています。真 空 管
を 同 じ 型 式 お よ び レ ー テ ィ ン グ の も の と 交 換 し てく だ さ い 。
ヒント: 故障した真空管のトラブルシューティングは、'Fender オートマ
ティック・バイアス'の項をご参照ください。
問 題:
プライマリー/主電 源
ヒューズ{P}を同じ型 式 およ
び レ ー テ ィ ン グ の も の と 交 換 し て も 飛 ん で し ま い ま す 。
解 決 法:
電 気エラーが起こっており、修 理が必要です。正 規サー
ビ スセ ン タ ーで 、有 資 格 技 術 者 に よ る 修 理 を 受 け てく だ さ い 。
ヒント: プライマリー/主電源ヒューズ{P}の交換をし(同じ型式およびレ
ーティングのもの)、すべてのパワー真空管スクリーン・ヒューズ{BB}を取
り外した状態で電源とスタンバイをオンにします。もしそれでエラーが
起こらなければ(ヒューズが飛ばなければ)、問題があるのは1つまたは
それ以上のパワー真空管です。故障した真空管のトラブルシューティン
グに関しては、 'Fender オートマティック・バイアス' の項をご参照く
ださい。
トラブルシューティング
トラブルシューティング
仕様
型式:
PR
1210
品番:
2249100000 (120V, 60Hz)
2249101000 (110V, 60Hz) TW
2249103000 (240V, 50Hz) AUS
2249104000 (230V, 50Hz) UK
2249105000 (220V, 50Hz) ARG
2249106000 (230V, 50Hz) EUR
2249107000 (100V, 50/60Hz) JPN
2249109000 (220V, 60Hz) ROK
電力:
消費電力
: 350W
出力
: 100W
( 8Ω、4Ω
または
2Ω) @ <5% THD
入力インピーダンス:
INPUT 1: >820kΩ
INPUT 2: 136kΩ (-6dB)
パワーアンプ
: 43kΩ (
バランス
)
出力インピーダンス:
XLR
出力
: 50Ω (
バランス
)
チューナー
: 220Ω (
バランス
)
プリアンプ
: 220Ω (
バランス
)
トーンコントロール・ヴィンテージ:
BASS: 10dB
レンジ
@ 40Hz (MID: 5, TREBLE: 5) MID: 15dB
レンジ
@ 400Hz (BASS: 5, TREBLE: 5) TREBLE: 9dB
レンジ
@ 4kHz (BASS: 5, MID: 5)
トーンコントロール・オーバードライブ:
BASS: ±15dB @ 80Hz (Deep: –18dB @ 640Hz)
MID LEVEL/FREQ: ±18dB @ 200Hz -3.3kHz
TREBLE: ±15dB @ 4kHz (Bright: +10dB @ 6KHz)
スピーカー (推奨):
Bassman 810 (
品番:
2249200000)
Bassman 610 (
品番:
2249300000)
Bassman 410 (
品番:
2249400000)
Bassman 115 (
品番:
2249500000)
真空管:
4
×
6L6GC
(品番:
0072929000);
1
×
12AT7 (
品番:
0023531000);
2
×
12AX7A (
品番:
0013341000);
ヒューズ
:
100V–120V V
バージョン
: F 8A L, 125V (Main);
2
× T100mA L, 250V (
パワー真空管
)
220V–240V
バージョン
: F 4A L, 250V (
メイン
);
2
× T100mA L, 250V (
パワー真空管
)
アクセサリー (附属):
フットスイッチ: 1ボタン、ヴィンテージ
(
品番:
0057172000)
サイズ:
高さ:
25.4 cm
幅
: 62.2 cm
奥行き:
27 cm
重量:
22 kg
製品の仕様は予告無く変更になる場合があります。